「あれから30年 語りつぐ震災 宝塚防災ラジオde ウォーク2025」報告
4月6日(日曜日)17:30 からのエフエム宝塚「サンデー・トワイライト」
去る3月9日(日)に開催された
「あれから30 年 語りつぐ震災 宝塚防災ラジオ de ウォーク2025」に上野が参加して、
宝塚の街中を歩いて、さまざまな防災施設や 武庫川に流れ込む支流の防御システムなどを学習しました。
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午前10 時に宝塚ゆめ広場を出発して川面地区、旧有馬街道を歩きながら、
阪神・ 淡路大震災のとき、このエリアの被災状況を宝塚市危機管理監の数田さんに説明し てもらいました。
当時は道幅が狭く、救援活動の車輛が入れなかったそうです。
その 後道幅を広げ、さらに川面地区では「自主防災会」が、市内で真っ先に結成された そうです。
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ウォークナビゲーターは落語家でエフエム宝塚のパーソナリティである笑福亭瓶吾さ ん、
アシスタントがやはり同じくエフエム宝塚のパーソナリティの田中綾香さん。
そして、ゲストウォーカーとして京都大学防災研究所の矢守克也教授というラインナップ で、
参加数は250 名と聞いています。
このウォークをエフエム宝塚で生中継しました。
またスタジオでも、岩手県大槌町の方の電話インタビューなども放送し好評でした。
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阪急電車の踏切を越えて宝塚小学校へ向かいました。
「震災写真展」を開催していて、 当時のこのあたりの写真を参加者は観覧することができました。
そして、小浜宿エリアに進みます。
毫攝寺(ごうしょうじ)の門前町で 「小浜御坊」とも呼ばれる浄土真宗本願寺派の寺院。
京伏見街道が、 ここから有馬街道と西宮街道に分かれる交差地点。大いに賑わったようです。
有馬温泉の湯を求めて豊臣秀吉は、
天正七年(1579)から文禄三年(1594)の間に 幾度もこの街道を通過しているそうです。
また、造り酒屋の象徴である杉玉が軒先に下がっている「菊仁井川家住宅」は、
造り酒屋と旅籠を兼ねた建物で風情があります。
その後、大堀川の水位計についての説明で、「防災スイッチ」という
周辺の住民が 水位の変化を視てスイッチを押す仕組みを矢守先生が協力して作ったシステムを学び、
さらに、小浜配水池という巨大なタンクの横を通って、
武庫川を越えてゴールの末広中央公園へ向かいました。
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宝塚市内には、武庫川に流れ込むいくつもの支流の小川があり、
普段は清流ですが 大雨になると氾濫する可能性が高いことから、
「水位計」や「防災スイッチ」 「小浜配水池」などが整備されているのです。
そして、その地域の住民の判断で、
未然に災害を防ぐことができるシステムが整備されていることを知りました。
末広中央公園のステージでは、宝塚市長の挨拶や輪島朝市の方のお話、
矢守先生との防災トーク、宝塚の歌手である西本真詞さんの歌、
若者たちのダンスと歌などが繰りひろげられました。
そして、お楽しみ抽選会もあって、ハズレなしでした。
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ウォークに参加しなかった谷さんですが、
輪島朝市で「のどぐろ」と「イカ」「さわら」などを購入したそうです。
約150分のウォーキング、歩数は12000歩くらい。
市民ではない自分にとって、宝塚市の防災への取り組みを実感し、
街の歴史文化を勉強したことは有意義なことでした。
こうしたイベントは、自分の住んでいる地区はもちろんのこと、
そうでない地域のものでも参加することで知恵と技術が蓄積していくように感じました。
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さて、ステキな招待券のお知らせです。
CD debut 10th Anniversary Concert Chihiro Hosokawa NEW DEPARTURE feat. Jia Pengfang
ピアニストの細川千尋さん、二胡奏者のジャー・パンファンさん、
ベースの井上陽介さん、 ドラムのセバスティアン・カプテインさんによるコンサートがあります。
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このコンサートにペア10組=20名様をご招待します。
日時:2025年5月10日(土) 場所:住友生命いずみホール(JR/京阪「京橋駅」から徒歩)
〒540-0001 大阪市中央区城見1丁目4-70
開場:16:10~/開演:17:00~ このチケットをプレゼントします。
エフエム宝塚のホームページから、
「メッセージ・リクエスト」をクリックし、
番組名「サンデー・トワイライト」とお書きの上、
お名前、メールアドレス、「コンサートチケット希望」とお書きの上、ご応募ください。
抽選で10組の方にプレゼントします。
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ふるってご応募ください。