大阪・関西万国博覧会2025に出掛けました!

5月4日(日)17:30からのエフエム宝塚「サンデー・トワイライト」

4月13日に開幕した大阪・関西万国博覧会に出かけた上野が、その見聞録をお話しします。

税金の無駄遣いだ、ミャクミャクが気色悪い、メタンガス爆発する、どこが並ばない万博だ、万博終了後はカジノになる、しかも中国資本の!と、開幕前も開幕後も非難が絶えない万博でありますが、私も夢洲という地で万国博覧会を開催するのはどうかと思っていました。税金が投入されての博覧会が今必要なのかどうか?と疑問があった。

開催が決定したのは2018年のことでその時のニュースを聴いて、「えっ?また大阪なん?」と思ったのが正直なところだった。そして、「万博よりやることめっちゃようけあるんちゃうん?」と思った。ただ、「やること」の具体的なことまでは明示できなかったのだけど、この年のことで今でも覚えていることとして、地震と台風があった。大阪北部地震と、台風21号である。高槻市で小学生が亡くなり、関西空港への連絡橋に船舶が衝突し通行不能になった地震と台風の年で、時代はまだ平成だった。

しかし、新型コロナなどという言葉も知らないこの時期、万博を2025年、つまり7年後に開催することに私は曖昧だった。いや、その後に起こる流行病のことなど誰も知らなかった。

未来は誰にも予想できないが想像はできる。しかし、想像の外側にあるような、不吉なことは想像したくない。しかも、東京オリンピックが2020年に開催されることが決まっていた。この時期、東京五輪が開かれその後大阪万博が開催される、という時代の流れに対して懐古的な、郷愁的な符号を感じた者もいたのではないか。日本が経済成長を遂げている時代よもう一度!みたいな期待もあったかもしれない。今から思えば実に幼稚な発想なのだが、私もその幼稚の一員だった。ところが現実は、新型コロナという名前をわれわれは熟知することになった。

いずれにしても2025年の4月13日に大阪・関西万博は開幕した。SNSでは実に様々な批判、非難が繰り返されていて、夢洲会場で開催される万博の問題点が実によくわかった。勉強になった。そして、満を持して出かけました。そこで見たものとは?!