秋の夕暮れはふしぎな時間でした…

9月5日(土曜日)の「貴志まさみの、バラのくちづけ」は、
“秋の夕暮れはふしぎな時間でした”というテーマ。
エフエム宝塚は午後8時から、エフエム世田谷は午後7時からの放送です。

9月になりました。まだ暑さが残っていますが、そろそろ秋の声が聞こえてきそうな時季になりましたね。
私たちが感じるよりもいち早く季節の先を行くのが、くだもの、フルーツなどの農作物だと思います。
スーパーマーケットの売り場には秋のくだもの、柿や梨、ブドウなどが美しく並べられています。
そして、獲れたての秋の色そのもののような“栗”もありますね。

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私は、秋のくだものを食べるのも好きですけど、眺めているのも好きで、
いくつかのくだものを器に盛りつけて、スケッチして水彩画でえがいてみたいと思ったりします。
芸術の秋……「うまく描けたわ~」と思うときの気持ち、とても充実感があります。
だけど最近は、えがく時間がありません。いけませんね。機会を自分で作らなくては!と思います。

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さて今夜は、金子みすゞさんの秋の詩を読もうと思っています。
その前に、貴志まさみの歌、秋がテーマの歌をお届けしましょう。

♪~ちいさい秋みつけた~里の秋~赤とんぼ 
♪~ローズ~愛は花、君はその種子 

さて、金子みすゞさんには秋を詠った詩がいくつかあります。
その中から、「夕ぐれ」という詩を詠みましょう。

夕ぐれ

「夕焼小焼」
うたいやめ、
ふっとだまった私たち

誰もかえろといわないが、
お家の灯がおもわれる、
おかずの匂いもおもわれる。

「かえろがなくからかァえろ。」
たれかひとこと言ったなら
みんなぱらぱらかえるのよ、

けれどももっと大声で
さわいでみたい気もするし、

草山、小山、日のくれは、
なぜかさみしい風がふく。

金子みすゞさんの「夕ぐれ」という詩でした。
夕ぐれの中にいる子どもたちの情景が目に浮かびますね。
夕焼けを見ながらうたを歌って、ふとみんな黙ってしまう。
もうおうちに帰らなくちゃ…誰もがそう思っているんですね。
だけど、だれも言い出さない。
みなさんにも、こうした経験をした人はいらっしゃるでしょうか。
子どもたちだけで遊んでいて、日が暮れて空が暗くなり、
カラスがお山へ帰っていくのを眺めると、
自分もそろそろ帰らないとかあさんに叱られる
……でも、もう少しここにいたい。
そんな気持ちになったこと、私にはあります。
金子みすゞさんはそのときの気持ちを言葉にしたんですね。
とてもわかりやすくて、美しい言葉になっていますね。
すてきな詩です。
金子みすゞさんは、すばらしい感受性の持ち主だと思います。
さて、私の歌をお届けします。
幼い子供たちのことを歌った琉球のメロディ「童神」と、
金子みすゞさんの詩を歌った「こだまでしょうか」2曲続けてお聴きください。

♪~童 神 
♪~こだまでしょうか 

さてここで、私のライブのお知らせ。

☆貴志まさみソロライブ 新宿シャンパーニュ

☆今回のテーマは「秋 音の花束」
☆日時:2026年9月27日(日)
☆場所:新宿にあるシャンソニエ「シャンパーニュ」
☆開場:18:00 開演:18:30
☆前売り:¥6,000/当日:¥7,000(フリードリンク制)
☆演奏:ピアノ:アルベルト田中
☆ご予約・お問い合わせ
貴志まさみと検索して、HPからご連絡ください。

ぜひ9月27日・日曜日の夜、新宿御苑近くのシャンソニエ「シャンパーニュ」へお越しください。
それでは、今夜最後の歌、金子みすゞさんの詩でしめくくりたいです。「つゆ~日の光」です。

♪~つゆ~日の光 

ありがとうございます。