ご当地マイスター 4月・5月放送分

■ご当地フードマイスター■

食べることは 生きること」その土地ならではの思いが込められている

郷土料理。その土地ならではの地元めしを生まれた背景や歴史などを交えて

紹介しています。

 

⑧【鳥取県 / 呉和え(ごあえ)】(放送日:2024/05/24)

    ★宮城県の呉汁に続いての郷土料理★

 

・「呉和え」は、ゆでた大豆をすり潰した「ご」を衣にして野菜や,きのこ,と和える料理で、

 鳥取県の西部地域 日南町(にちなんちょう)に伝わる郷土料理です。

・日南町(にちなんちょう)は、島根県・広島県・岡山県に隣接していて、面積の9割を森林が占める

 伯耆(ほうき)地方山間部の町で、県内でも有数の豪雪地帯です。

・「伯耆(ほうき)」とは? 「伯耆」とは、旧国名「伯耆国」のなごりで、現在の鳥取県中西部と

 島根県東部の一部を含む地域では今でも多く地名や旧跡が残っています。

 その中でも有名なのが「伯耆富士(ほうきふじ)」「伯耆大山(ほうきだいせん)」。

 山の名前なのですが、大山は見る方向により様々な山容が楽しめる名山としても有名で、

 北側から望む荒々しく切り立つ「北壁」、南側から望む山の背が美しい「南壁」、

 そして大山西側から望む均整の取れた山のすがたは、まるで富士山のように見えることから古来より

 「伯耆富士」「伯耆大山」と呼ばれて親しまれてきました。

・この伯耆大山が見える伯耆町(ほうきちょう)にはアーティスト福山雅冶さんのカメラの師匠、

 植田正冶(うえだ しょうじ)さんの美術館「植田正冶写真美術館」があります。

 残念ながら、2000年にお亡くなりましたが、生まれた鳥取県境港市を離れず、山陰の空・地平線・

 そして砂丘を背景として、被写体をまるでオブジェのように配置した演出写真を多く残しました。

 これらの作品は写真誕生の地フランスで日本語表記そのままにUeda-cho(植田調)という

 言葉で広く紹介されています。時代を感じさせないモダンな写真は私も大好きです。

・ゆでた大豆をすり潰した「ご」を衣にして野菜やきのこと和える料理「呉和え」は、

 この地方は耕作地帯が極めて狭く、昔は雪が降るまでの短い期間に、造林のための急斜面の山に

 火を入れた「焼山」を農耕に使って草木の灰の養分だけで、大根、豆類、そば、

 菜種(なたね)などをつくっていたそうです。中でも大豆は、「畑の肉」いわれるほどたんぱく質や

 ビタミン、ミネラルを豊富に含むため、貴重な栄養源として重宝されてきました。

・「呉・ご」は、鉢とすりこぎを使って、少し水を加えてすり潰したものです。

 鳥取県の伯耆地方日南町では野菜やきのこなどと和えて食べたり、こんにゃくを入れることもあるとか。

 法事などの来客を食事でもてなす際につくられていました。お祭りでも食べられることがあるそうです。

 

■材料:4人分>>>

・なす300g ・枝豆 正味50g ・みょうが小3個 

・砂糖15g ・味噌10g ・だし汁25ml 

材料

 

■作りかた>>>(今回は、なすのずんだ和え)

①枝豆はゆでて皮をむき、すり鉢ですり潰して砂糖、味噌、だし汁を加えてよくすり混ぜる。

 すり鉢が難しい場合は、フードプロセッサーで!!

 ふーどぷろ

②2なすは5cm位のたんざくに切り、さっとゆで、水にさらす。みょうがは千切り。

 (なすは焼いてもレンジで加熱してもよい)

③なすの水気をしっかりしぼり、みょうがとともに①の和え衣で和える。

s-完成2

 

※レシピ提供元名 : 「にちなん邑の味」(日南町

(レシピは地域・家庭によって違いがあります。)

■日南町では、地元の食文化を伝承するため、地域の食育関係者が中心となって

 郷土料理の冊子を作成しているそうです。また日南町公式Youtubeチャンネルでは

 「食育さんのちょっこしクッキング~なすのずんだ和え編~」がアップされています。

 こちらもぜひご覧ください。

 また、鳥取県日南町では地域の公民館や集会所で郷土料理をつくる体験ができるよう、

 講習会を開催しています。 「呉和え」は、冊子にレシピが取り上げられている他、

 学校でも給食のメニューとして提供されていて、

 若い世代や家庭に郷土料理が伝えられるよう取り組まれています。

 

 

⑦【宮城県 / 呉汁】(放送日:2024/05/17)

★給食にもだされる、「くれじる」?じゃなくて「ごじる」です★

 

  • 全国各地で作りつがれている郷土料理だそうで、宮城県のほかにも

埼玉県・福井県・宮崎県・鹿児島県などでも食べられています。

 

「呉汁」の「呉」って何なのか?

大豆を水に浸し、すりつぶしたものを「呉(ご)」と言うそうで、

呉汁は、その呉をみそ汁に入れたものを指します。

1年中食べられる郷土料理ですが、大豆の収穫は秋から冬。大豆といろいろな

野菜の入った呉汁はたっぷり栄養を取ることが出来るひと品。

 

何故、宮城県で好んで食べられているのが、「呉汁」なのか。

体が温まることからも、特に寒い季節に食べられる郷土料理として

日本各地で昔から親しまれていますが、宮城県は大豆の栽培面積が

北海道についで第2位の産地だそうです。

 

農家が生産した大豆は、味噌や納豆、豆腐などに加工されてきました。

大豆は「畑の肉」と言われ、必須アミノ酸がバランスよく含まれていて

良質なタンパク質を豊富に含んでいます。

また小さい粒の中にはビタミン類やミネラル、イソフラボン、サポニン、

食物繊維などの栄養素や機能性成分がぎっしり!古来から日本人の生活を

支えてきた食材なんですね。

 

  • 夏場には冷たい「呉汁」を食べることもあるそうです。

また枝豆をすりつぶした「青呉汁」もあるそうで、美味しそうです。

 地域によっては乾燥させて挽いた大豆を使うところもあるとか。

また最後にお好みで唐辛子を入れると美味しいんですって。

 

■材料:4人分>>>

・大豆2分の1カップ

(スーパーで売っている大豆の水煮を使うとお手軽に作れます)

・大根 100g ・にんじん 50g ・ねぎ 1本 ・油揚げ 1枚

・みそ 大さじ3・だし汁 4カップ

tom呉汁材料-1

■作りかた>>>

①大豆を一晩水にひたす。(大豆の水煮を使ってもよい)

水けをきってまな板の上で粗く刻んですり鉢に移し、少量の水を

くわえてすりつぶす。(フードプロセッサーがある場合は使って)

tom呉汁フードプロセッサー-2

 

②大根・にんじんは同じ大きさのいちょう切り。油揚げは細切りにする。

tom呉汁材料-3

③鍋にだし汁と野菜、油揚げを入れて軟らかく煮る。

④柔らかく野菜が煮えたらみそとすりつぶした大豆を入れる。

煮こぼれに注意しながら2~3分煮て小口切りにしたねぎを入れて完成。

tom呉汁完成-4

※レシピ参照:「ごっつぉうさん-伝えたい宮城の郷土食」

(みやぎの食を伝える会)※

 

味噌にすりつぶした大豆にたっぷりお野菜!体が喜ぶ栄養ごはんですね。

 

 

 

 

⑥【愛媛県 / たこ飯】(放送日:2024/05/10)

 ★「たこ飯」は、地元の味として、地域の小学校の給食でも提供されているそうです。★

 

  • 全国さまざまなエリアがありますが、伊予灘も海底が砂地で、小エビ、カニ、

貝類が多く、タコの生育環境として適しているそうです。

 その中でも春先に出回る200~400gの小さいたこは「木の芽だこ」と呼ばれ、身が締まって美味しいと

 されています。

また、梅雨には栄養分を含んだ水が海に流れ込むため、タコが大きく育ち、

この時期のものも独特の歯ざわりがあると言われています。

 広島尾道から愛媛の今治をむすぶしまなみ海道へ、サイクリングに行った時、

島々にも、たこ料理のお店を目にしました。

 

■材料:4人分>>>

・お米 3カップ ・昆布 5センチ角 

・調味料>

醤油 大さじ3 / みりん 大さじ2分の1 / 酒 大さじ2分の1

・具材>

たこ 200g / 人参20g/ ごぼう20g/ 油揚げ(千油揚げ)2分の1枚

みかんの皮 適量 / もみのり 適量

tomたこ飯 材料-1

■作りかた>>>

①お米は炊く30分前にざるにあげておく。

②ゆでだこは小口切り。人参・ごぼう・油揚げは細切りにする。

③炊飯器にお米と調味料・具材を入れる。3合のお水の量の目盛少し多めに

水を入れ、昆布をのせる。

④スイッチを入れて炊き上げる。炊き上がったらさっくりと混ぜ、器に盛り、

みかんの皮のみじん切り、もみのりをのせて完成。

tomたこ飯完成-3 

 

  • 愛媛の郷土料理として家庭でもよく食べられている「たこ飯」ですが、

各地で駅弁としても、たこ飯が販売されていて親しまれていますよね。

愛媛県のほか香川県、広島県、岡山県、兵庫県など瀬戸内海周辺の島、

愛知県や茨城県でも食べられています。生ダコを使うと赤飯のような

きれいな色に仕上がります。お好みで木の芽や青のりをあしらっても

美味しくいただけますよ。

駅弁としてたこ飯が販売されていて親しまれていますよね。

私は生姜の千切りを入れて炊きこんでみました!

さっぱりとして美味しかったです。

ぜひみなさんもお試しください。

 

 

⑤【山形県 / だし】(放送日:2024/05/03)

★夏の定番?野菜の香りにご飯が進む郷土料理★

 

  • 「だし」という名前の由来は、さまざま。

お出汁のようにほかの食材を引き立てる事から「だし」となった説や、包丁で野菜を細かく切り“出す”ことから

「だし」となった説、また、野菜を刻んで味付けしただけで手早く食卓に“出す”ことから「だし」

となったなど、諸説あるそうです。
「だし」のレシピは“100軒の家があれば100種類の味”があるといわれていて、非常に多彩なのが面白いです。

 

 ・「だし」は野菜を生のまま手軽に食べられる夏の山形県の定番料理。

 山々に囲まれ夏は、高温多湿で非常に暑さが厳しい村山地域を中心に食べられてきた。といわれていて、

 現在でも地元の人々の生活に、定着している一品。

暑さで食欲がなくなる時期に、きゅうりや、なすなど水分を多く含む夏野菜と

青じそや、みょうがなどの香味野菜を刻んで和え、味付けしたのが「だし」。

昔から、農繁期のスピード料理としても親しまれてきたそうです。

 

■材料:作りやすい分量>>>

・なす2分の1 ・きゅうり1本 ・しょうが ひとかけ ・みょうが1個

・大葉4~5枚

・がごめ昆布 2~3グラム(なければ、とろろ昆布や塩昆布で代用)

 tomだし 材料-1

*(味付け)

・醤油 大さじ3 ・みりん 小さじ2 ・酢 大さじ2分の1 

・砂糖 小さじ1

 

■作りかた>>>

①なす・きゅうり・しょうが・大葉を刻む.

5~6ミリ角切り 生姜は辛みが出やすいので2~3ミリ角切り

なすはアクが出るので水にさらす(2~3分)

tomだし 調理-1

②(醤油大さじ3、みりん小さじ2、酢大さじ1/2、砂糖小さじ1)ボウルに合わせる

 

tomだし 調理-2

③水にさらしていたなすをざる上げして、しっかりと水気を切ってからボウルに戻します。そこに先ほどボウルで混ぜ合わせた、合わせ調味料から大さじ1/2を抜いて加え、軽く混ぜ合わせ、底ににたまる薄まった調味料を捨てる。

※こうすると多少日持ちがよくなるのと水っぽさを防ぐ。(共洗い)

tomだし 調理-3

 

④共洗いして汁気を捨てたなすを他の野菜と混ぜ合わせ、残った調味料すべてと、がごめ昆布を加えます。

(昆布は細切りや粉状のものであればそのまま加えて。大きければハサミで細かく切って加えても)。

あとは箸で全体を混ぜ合わせ、冷蔵庫で1時間以上味をなじませます

食べる前に一度よく混ぜたら出来上がり!

冷蔵での日持ちは【3~4日ほどが目安】

まずはごはんに、他にも豆腐や麺料理、納豆とあわせたり、いろいろと活用してみてください。

tomだし 完成

 

 

④【福岡県 / えびざっこ】(放送日:2024/04/26)

★豊かな恵みをもたらしてくれる豊前海(ぶぜんかい)。

           主に、豊前エリア(福岡県東半部)の郷土料理★

 

  • 豊前海(ぶぜんかい)。この海は福岡県東部沿岸から大分県北部沿岸にかけて広がる                周防灘(すおうなだ)に位置する内海性の海域で、海底は砂または泥。

潮の満ちひきが大きく、沿岸には広大な干潟が広がり、小型底びき網漁や、

小型定置網漁が主な漁業方法となっていて、カレイ類などの魚類や、

エビ類・ワタリガニ類などの甲殻類が多く水揚げされるそうです。

 シバエビによく似た皮の柔らかい小型のエビも、豊前海では多く水揚げされるそうです。

 紹介する「えびざっこ」に使われる「エビ」は、特定の種類ではなく、アカエビ、サルエビ、トラエビなど

数種類の小型のエビを使用し、地元では「ざっこ」とも呼ばれ、漁で獲れる雑多な小型エビの総称として

呼ばれています。たくさんとれる小型エビを新鮮な状態で、さっと調理しいただく漁師のごちそうです。

 

  • 「えびざっこ」の歴史ですが はっきりとした記述を見つけることはできませんでした。             ただ、味付けに使われているのが主に醤油と砂糖なので

醤油や砂糖伝来以降なのでしょうか?それとも意外と歴史は浅いかも。 

 九州の醤油と言えば「甘い」食べたことありますか?

鎖国時代に砂糖が九州に入ってきたことが、甘い九州醤油のルーツという説もあるようです。

 

  • 「えびざっこ」は数種類のエビからなりますが、5月から10月頃までが旬。

とれたて新鮮なものは刺身でも食べられ、ほんのり甘く美味しいとのこと。

皮が柔らかいので、軽く小麦粉を付けてから揚げにしたり、衣を付けて天ぷらにする事も多いんだそうです。

新鮮なエビが手に入れば、簡単に調理できることもあり、家庭の食卓や、来客者へ郷土の味として出される

郷土料理です。

 

■材料:4人分>>>

新鮮な小型のエビを頭付きのまま、丸ごと薄い甘醤油でさっと煮て作ります。

少し大きめのエビはまるごと使う場合は、頭部と尾にある尖った部分を

丁寧に取り除いたり、頭や殻をとってしまうと口当たりがよくなります。

残った煮汁にゆでたそうめんを入れ、ひと煮立ちしていただくと、

エビの旨味が移り美味しい。

 

■材料:2人分>>>

・地エビ 300グラム ・酒 40ml  ・醤油 20ml  ・砂糖 20グラム

・お好みでそうめん 100グラム

えびざっこ 材料-1 (2)

■作りかた>>>

①エビは2、3回水洗いして、ざるに上げる。

②鍋に酒を入れて強火にかけ、沸騰してから醤油、砂糖を加え、

③ ①)のエビを殻つきのまま入れ強火で煮る。

tomえびざっこ 調理ー1

④殻が赤くなり、身がばちっとはじけたらすぐ皿に盛る。
 残りの煮汁でゆでたそうめんをひと煮して食べる。

tomえびざっこ 調理ー2 tomえびざっこ 完成

 

 

 

③【和歌山県 / しらす丼】(放送日:2024/04/19)

★海にも山の幸にも恵まれた【和歌山県】の郷土料理★

 

  • 私の出身地【千葉県】と【和歌山県】は歴史的なつながりがあります。

   【千葉県】は醤油づくりが盛んなのですが、実は江戸時代に紀州・和歌山の人から伝わったもの。

太平洋を日本に沿って流れる海流「黒潮」に乗り、千葉にやってきた紀州の人たち。銚子にたどり着いたとき、

「ここで醤油を作れば、利根川を使って江戸にも運べる」と漁業と共に醤油づくりの拠点が出来上がりました。

それ以前の銚子では農業が中心だったそうです。

他にも、【和歌山県】と【千葉県】のつながりを示すのが「地名」

例えば、「勝浦」という地名が和歌山県那智勝浦町と千葉県勝浦市にあります。

他にも、和歌山県の白浜町(しらはまちょう)と千葉県の旧・白浜町

(しらはままち)(現在は南房総市)も同じ地名。

元々は紀州の「勝浦」や「白浜」に住んでいた人々が、千葉県にやってきて、

集落を形成するときに、自分たちの地元の名前を使ったと言われています。

 

・和歌山県のしらす加工は、江戸幕府が開かれたのと同時期に創業した店舗が

あるほど歴史を持っています。

3月から5月にかけてシラス漁が最盛期を迎え、和歌山市の友ヶ島から、日ノ岬沖までの紀伊水道では、

カタクチイワシやマイワシ、ウルメイワシなどの稚魚が豊富に水揚げされます。

特に、和歌山市加太(かだ)や有田郡湯浅町(ゆあさちょう)は県内有数の

シラス産地で、加太は生シラス、湯浅では釜揚げシラスの生産が盛んです。

 

県内でシラスの水揚げ量一位を誇る湯浅町では、「バッチ網」と呼ばれる漁法でシラス漁をおこなっています。

これは、網目が1mmほどの細かい袋状の網を二隻の小型船で引っ張り、魚群を囲む方法。

網が男性の下着の股引=和歌山の言葉では「バッチ」に似ていることから、この名前がついたと言われています。

 

水揚げされた新鮮なシラスは、すぐ近くの工場に運ばれて、湯が煮えたぎる大釜で塩ゆでされます。

ゆであがったシラスは、よしずに広げて天日干しされます。

 

これをごはんにのせて食べるのが、「しらす丼」。

湯浅町では、地元発祥の湯浅醤油や金山寺味噌をそえて食べることも

多いそうです。また、生の「しらす丼」を提供する店も。

 

釜揚げシラスは一年中店頭に並びますが、3月下旬から春先にかけてとれるシラスは旬ならではの味を楽しめます。

 

醤油と味だけのシンプルな味付けもあれば、ポン酢をかけたり梅干しや、金山寺味噌をのせたりすることもあり、

各家庭の味付けをするそうです。薬味はねぎやしその葉。さっぱりとして美味しそうですね!

 

■材料:4人分>>>

・釜揚げシラス 240g  ・ごはん  3合

・醤油  お好みで     ・ごま油 お好みで

・梅干し お好みで     ・わさび お好みで

・しそ  お好みで     ・錦糸卵 お好みで

・金山寺味噌 お好みで

tom材料-1

■作りかた>>>

①炊き立てごはんをどんぶりに盛る

②釜揚げシラスをのせる

tom完成-1

③お好みでトッピング

シラスに準備したトッピングをのせるだけ!

 

②【岐阜県 / 鶏ちゃん(けいちゃん)(放送日:2024/04/12)

★下呂市を中心とする南飛騨地方や郡上市を中心とする奥美濃地方の郷土料理★

 

  • この郷土料理の誕生は1950年ごろ、岐阜県の一部の地方で食べられていた

ジンギスカンをまねて作られたのが始まり。その後1960年ごろから地元の

精肉店や居酒屋が独自に改良し、地域色豊かな鶏ちゃんが、各地で生まれた

そうです。

鶏ちゃんは、各家庭で飼っていたニワトリが卵を産まなくなった後、

貴重なタンパク源として食したのが始まりと伝えられ、

当時は、特別な日に味わえるご馳走だったそうです。

名前の由来は、豚のホルモン焼きを「トンチャン(豚ちゃん)」と呼ぶことから

「ケイチャン(鶏ちゃん)」といわれる説や、混ぜ合わせるという意味の

「ちゃん」と「醤(じゃん)」を合わせた「鶏醤(けいじゃん)」から

「鶏ちゃん」になったという説も残っています。

 

鶏肉が貴重な食材だったころは、大切なお客様があった時や、

親戚が集まるお盆やお正月など、特別な日の料理でした。

 

今では、手に入りやすい食材や調味料で作れる身近な郷土料理として、

各家庭や多くの飲食店で一年中味わうことができる料理。

 

鶏肉とキャベツやもやし、季節の野菜に特製のたれを絡め、

鉄板やジンギスカン鍋などで焼きながら食べます。

味噌味、醤油味、塩味など、地域や家庭、店によって味付けや作り方には

違いがあり、それぞれのこだわりの味を楽しめるのも「鶏ちゃん」の魅力。

 

■レシピ >>>

材料【4人分】

・鶏肉(ひと口大) 200g  ・味噌 32g 大さじ1と3分の2  ・酒 6g 小さじ1多めに

・醤油 8g 小さじ1と2分の1  ・にんにく 6g 小さじ1多め

・キャベツ 200g  ・にんじん 40g

・ピーマン 20g  ・サラダ油 6g 大さじ2分の1

 

■作りかた>>>

①にんにくはすりおろす。

②鶏肉に「味噌・酒・醤油・おろしにんにく」をもみこみ、下味をつける。

③キャベツはざく切り・にんじんはうすい短冊切り・ピーマンは細切り

tom調理-1

④フライパンに油を入れて熱し、鶏肉から炒め、

キャベツ・にんじん・ピーマンを入れて火が通ったら完成!!

tom調理-2 tom完成-1

(参考:レシピ提供元名 : 岐阜県学校栄養士会)

 

  • 作ってみての感想

今回はみそ味のレシピですが、醤油や塩味も美味しそうですね!

にんにくがアクセントのとにかくごはんが進む 食欲ノンストップの郷土料理です。どうぞめしあがれ♪

 

 

①【千葉県 / ピーナッツみそ】(放送日:2024/04/05)

★海と山に囲まれた房総半島千葉県の郷土料理★

給食にはこの【ピーナッツみそ】が出てきます。白いご飯にかけて食べるとおいしい!(この食べ方しか知らなかった)

調べてみるとおにぎりの具材にしたり、パンにはさんだり、そのままでも、お酒のあてにも食べられているようです。

千葉県だけで食べられていると思っていたら、お隣の茨城県でも食べられているとの事。(どちらも落花生を栽培している県。)

 

  • 【落花生の生産ランキング】

世界1位中国 2位インド 3位ナイジェリア

日本1位千葉 2位茨城県 が上位

千葉と茨城で国内の90%近くシェアがあり、

特に千葉県は75%から80%をずっとシェアしている!

 

  • 落花生というとそのまま食べるイメージが強いかも? ピーナッツバターや落花生和え、またパッタイやサテーといった                      東南アジアの地域での料理によく使用されている。

 

  • なぜ千葉県で落花生の栽培が盛んになったのか?

落花生は、別名「南京豆」とも呼ばれ、日本には江戸時代ごろ伝わったといわれている。日本では、かつて沖縄県が中国から渡った落花生が最初に生産が盛んになったと言われています。

千葉県の落花生の栽培は明治9年に山武郡南郷町(さんぶぐんなんごうまち)(現・山武市さんむし)の農家牧野万右エ門(まきのまんうえもん)氏が神奈川県三浦郡中里村から種子を購入して試作したのが始まりとされている。

その後、千葉県農業試験場において千葉半立(ちばはんだち)という品種ができたことで生産が盛んになっていきます。

千葉半立は栽培が比較的容易なこと、収量が高く安定していることなどから、千葉県全域で生産が盛んとなった背景があります。

また千葉県の温暖な気候が落花生の栽培に適しているということも生産が盛んなことの理由の一つ。

今では千葉半立は千葉県産落花生のなかでも最高品種として知られています。

 

  • 【ピーナッツミソが家庭で作られるようになったのは?】

市場に出回らない規格外の落花生の活用方法として農家の人たちが落花生味噌(ピーナッツみそ)」を考案した。

落花生の旬はお米と同じ秋ですが落花生には脂肪、たんぱく質などの栄養素が豊富に含まれることから、

今ほど食料が豊富でなかった時代、保存食として重宝され、郷土料理となる。

 

■レシピ>>>

むき実生落花生 170g / 砂糖 70g / 味噌 60g / 白ごま 大さじ1 / サラダ油 大さじ1 / みりん 大さじ1

ピーナッツ材料-1

■作りかた>>>

①フライパンにサラダ油 大さじ1を入れ温める。

②落花生をかき回さずフライパンをゆすって 弱火で15分。

tomピーナッツ調理-1

③落花生の色が薄い茶色からこい茶色になったらひとつ取り出して食べてみる。中まで火が通っていたら味付け。

tomピーナッツ調理-3

④味噌60g 砂糖70g みりん大さじ1をフライパンに入れて和える。

⑤できたら白ごまを振って完成!!!

tomピーナッツ調理-2

落花生の食感と甘じょっぱくてご飯とまらない 千葉県の味【ピーナッツみそ】

tomピーナッツ完成

どうぞめしあがれ♪