市立病院の得した気分!
中山澄恵です♪
お盆真っ最中、皆さんいかがお過ごしですか?
帰省されてる方、海へ山へお出かけの方・・楽しいお盆休みをお過ごし下さいね
今週の『市立病院の得した気分!』は・・
宝塚市立病院・消化器内科部長 田中弘教(たなか ひろのり)先生をお迎えしお話を伺いました。
テーマは「最新の超音波ナビゲーションシステムを使用した画像診断と肝癌治療」
医療現場におけるナビゲーションシステムとは・・?
まず患者さんのMRIやCTを撮ります。
その画像の横に、この超音波検査を行うと、今どこを見ているのか、探触子(超音波検査機器の一部)を体表に沿って動かすと様々な角度から同期して映し出されます。
また、見つけたい、探したい箇所もマークしておくと機械が案内してくれるという驚きのシステムです。
このナビゲーションシステムを導入されたことで、より正確に検査したい場所、病変等を確認できるようになったそうです。
そんなナビゲーションシステムを使用して、今、市立病院で積極的に行われているのが肝臓癌の“ラジオ波焼灼術”という治療です。
ラジオ波焼灼術とは・・
太さ1㎜程度の治療針を刺し、電流を流すと針の先端に90度くらいの熱がでます。
その熱によって病変を固め壊死させるというもの。
この治療にかかる時間は約4時間。
開腹手術に比べ、患者さんのお身体への負担はかなり少ないですよね。
先生方は常に、患者さんの痛みや負担が軽く、楽に治療が受けれるよう配慮し取り組んで下さっています。
C型肝炎についても伺いました。
こちらも驚きです!!
わずか3か月間服用するだけで治る!という新薬が昨年に発売されているんです。
市立病院でも、多くの患者さんがこの新薬により、副作用もほとんどなく肝炎を治されているとのこと。
お薬を服用するだけなので、もちろん入院の必要もありません。
画期的 素晴らしい開発ですよね
医療最先端のお話を丁寧に分かりやすく説明して下さった田中先生、本当にありがとうございました。
再放送は8月17日(水) 18時〜