広めたい!伝えたい! 園芸・植木のまち山本

中山澄恵です♪

 

Xmasも終わり、年末までカウントダウンが始まりましたね

買い出し、大掃除・・頑張りましょう!

 

今週の『キラキラトーク』は・・

山本綜合園芸組合・組合長の野里元治さん、郷土史研究家の藤本清志さんをお迎えし、山本の園芸とその歴史についてお話を伺いました。

 12月25日分

右から・・藤本さん、中山、野里さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「植木・園芸のまち・山本」を語るには、この方なくしては語れないですよね。

阪上頼泰公・・そう「木接太夫」です!

 

頼泰公によって生み出された“接木”という繁殖法は、同じ花や同じ実をより早く咲かせたり、実らせたり・・

また、より美しく、よりおいしくする技法です。

この素晴らしい技術は、山本だけに留まらず日本全国の、いやいや世界の園芸業界の大きな発展につながりました。

 

現在、接木が行われている果物は約30種、花卉においては130種にも及ぶとのこと!

宝塚では“牡丹”が有名ですが、この“牡丹”も接木の技法で生まれたものなんだそうです。

 

美しい花を楽しんだり、美味しい果物を頂けたり・・私達も接木の開発のお蔭でたくさんの恩恵を受けているんですね。

有難いことです!

 

そんな木接太夫の功績をたたえ、昨年「木接太夫彰徳碑」の前で生誕500年記念式典が行われました。

 

式典にもご出席されたお二方は・・

生誕1000年もまたこの地で迎えたい、もっとたくさんの方に“植木のまち・山本”を知って頂きたいという思いから、この秋「生誕500年記念誌 山本地区園芸ものがたり 木接太夫」を発行されました。

 

山本の歴史、古文書、昭和20年・30年代の山本地区のお写真や地元のお祭りの紹介、またかわいらしいイラスト入りの民話等・・盛り沢山の内容になっています。

お二方をはじめ出版に携わられた皆さんの郷土愛や、先人から受け継いできた素晴らしい歴史、財産を後世に伝えていきたい・・そんな思いが伝わってきます。

 

記念誌は、あいあいパーク、市役所農政課、市内図書館・分室、市内小中学校に配布されています。

ぜひ、ぜひご覧下さい!

 

最後になりましたが・・

今回の放送をもちまして、私、中山しばらくお休みを頂きます。

番組を通して沢山の方とお会いできたり、色々なお話を伺うことができたり・・

大変貴重な体験や勉強もさせて頂きました。 

ご出演して下さった皆さん、番組を聴いて下さった皆さん、ありがとうございました。

 

次回からは棚橋純子さんが担当されます。

引き続き棚橋純子さんの『話してみれば』をお楽しみ下さい。

 

それでは、皆さま・・本当にありがとうございました。

 どうぞ良いお年をお迎え下さい。