マジックボランティアで広がる笑顔の輪♪

つながるボランティアの藤川みさこです。

 

ピックアップ ボランティアのコーナーでは、
宝塚市内で行われているボランティア活動や
ボランティアグループを一つ取り上げてご紹介しています。

今回、スタジオに来ていただいたのは、杉井治夫さん。

見せるだけでなく 体験してもらう マジックショーで
人と人との笑顔をつなげるマジックボランティアをされています。

 

「マジック」というと、マジシャンの方が舞台に立って、

「一方的に見る」ものだと思いませんか?

しかしそうではありません。

みんなで体験するマジックなんです!

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スタジオにも、トランプや、カラフルな紐のマジックなど、

さまざまな道具を持ってきていただきました。

 

教えていただきながら、自分で体験してみると、あら不思議。
自分もまるでマジシャンの仲間入りをしたかのよう。
道具はすべて手作り。

「マジックを見るだけじゃなくて見る方にもにマジックをしてもらう」
マジックを通して「自分にもできた!」という
達成感を味わってほしいという、杉井さんの強い思いが込められています。

 

 

ボランティアを始めようと思われたきっかけは、阪神大震災。
残る人生、自分で人の役に立つことがあれば、
というお気持ちになって 始められたそうです。

 

 

養護学校に通うお子さんを対象にした
「仲間づくり教室」で 指導員として働いてこられた杉井さん。

ボランティアは、58歳から始められ、
およそ26年間たずさわってこられました。

 

 

また教職員退職者会でもマジックを教えられています。
多い時は20数人の方々が集まるそう。

お話を伺って、印象に残っているのは、
「簡単な資格は何もいりません。マジックをした瞬間にマジシャンになる」
というお言葉です。

 

 

最後に
「マジシャンはいっぱいいますが、

マジックを見るだけじゃなくってやらせるっていう人は

あんまりいない。なんとなく、私だけかなと。

もっと皆さんにお見せするような形になるまで練習していけたら」

と語っておられました。

 

 

あっと驚くマジックで笑顔の輪を広げてこられた、杉井さん。

次は、どんなマジックを教えていただけるのか今からとっても楽しみです。